国産車アルバム(SUV版)

2017年度に新たにデビューする車、フルモデルチェンジ、マイナーチェンジを実施する国産車のうちSUV車を中心にご紹介していきます。

マツダ 新型CX-5

2016年12月15日 フルモデルチェンジ

すべての乗員にわかる走る歓びと高い質感を

人気のディーゼルエンジンは扱いやすさと静粛性を向上 今や ”日本を代表する個性的メーカー” として確たる地位を 築いているマツダだが、その地歩を盤石にしたモデルといえば、CX−5。

CXシリーズの歴史

2012年に初代がデビューし、2016年12月にフルモデルチエンジを発表。 17年2月からの発売が予定されている。  躍進を支えたキーワドのひとつが、「スカイアクティブ テクノロジー」。 慣例的に行われてきた設計開発手法を原理原則から見直すことで、 すべての性能をジャンプアップさせるコンセプトの総称だ。

それを1台丸ごと反映させた最初のクルマが、初代CX−5だったのだ。  例えばボディ設計。まだ高張力鋼版が利用されていなかった時代の 構造と決別し、フレームの直線化と連続性の確保を実施。

高張力鋼版を使って薄肉化しても、強度と剛性が保てる構造に変革を図った。  そして2種類のエンジン。ディーゼルエンジンは「今後のNOx規制をパス するには後処理装置に頼るしかない」という常識を、低圧縮比化による 低温燃焼で克服。 ツインターボの装着で、4・0 L車並のパフォーマンスを実現した。

一方のガソリンエンジンは、高圧縮比化で熱効率を向上。 オートバイのマフラーでお馴染みの4−2−1排気システムを取り入れ、 掃気効果を活用してノッキングを抑制するなど、発想の転換で性能向上を図った。

もうひとつのキーワードが、「魂動デザイン」。魂を持った生命体が躍動する イメージを表現したデザイン手法は、無骨なモデルの多かったSUVに新風を 吹き込んだ。 新型はこれらのキーワドを継承・進化。原理原則に立ち返った新たな技術 を盛り込み、他社の追随を寄せ付けない領域に踏み出した。

エンジン関連の進化

特に進化が著しいのがディーゼルエンジン。ディーゼル特有のカラカラ音を 機械的に相殺する「ナチュラル・サウンド・スムーザー」と、燃焼制御で 抑制する「ナチュラル・サウンド・周波数コントロール」によって、静粛性を 大幅に向上。排ガス浄化のEGRを巧みに利用したDE精密過給制御で、トルクの 唐突な盛り上がりを抑え、市街地走行時の扱いやすさを向上させている。

走りも進化
定評の高かった走りも進化。 ボディ剛性を向上(静的戻りで15.5%)させたのに加え、ステアリング ギヤボックスの取り付けをダイレクト化したり、フロントダンパーのピストン 径を拡大するなどの改良を加え、操舵応答の質感を高めた。 さらに、フロントロワアームブッシュへの液封式の採用や、吸遮音材の見直し などで、振動騒音性能も改善している。

「魂動デザイン」にも手が加えられており、ワイド&ローかつロングノーズ なフォルムを強調。 テーマカラーの新色ソウルレッドクリスタルメタリックは、発色から反射まで 計算された「匠塗(TAKUMINURI−)」によって、面変化による躍動感が 一段と強くなっている。

エモーショナルなデザインを持ちながら、SUVとしての資質に優れるのも CX-5の特徴。後席の背もたれを倒すと座面が連動して下がり、ラゲッジが フラットになるのに加え、センターアームレストだけ独立して倒すことも可能。 スキーなど長尺物を真ん中に積んで、大人4人がゆったりと移動できる。 意外なことだが、国産のこのクラスでこれができるのは、CX-5だけなのだ。

トヨタ C-HR

2016年12月14日 新規デビュー

見た目も走りもスタイリッシュ

みずから世界戦略車を謳うC-HRは、いま世界で間違いなく最も鮮烈なコンパクトSUV試乗に主要メーカーとしてはほぼ最後発で参入することになるモデルだ。

TNGAプラットフォームを採用した第2号車であり、第1号車であるプリウスと並んで、今後は新世代グローバルトヨタの両輪的な役割を担う。 トヨタは1990年代に初代RAV4でライトクロカンの先鞭をつけ、21世紀初頭にはイストで現在コンパクトSUVの源流を作ったメーカーでもある。

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